スター相続相談所

日本行政書士会 登録番号:17101216
東京都行政書士会 会員番号:12288

 お電話でのお問合せはこちら(年中対応)                         
042-307-3807
受付時間
 9:00~21:00
定休日
土日祝(事前予約があれば対応可)

〒206-0011 

東京都多摩市関戸3−6−14−202

友だち追加をクリックでLINEでもお問い合わせができます

友だち追加

配偶者控除の特例

トップページ ▶︎ 誰でもわかる!相続勉強室 ▶︎ 相続税の基本知識 ▶︎ 配偶者控除の特例

相続税の特例でさまざまなものがありますが配偶者控除の特例というものは皆様もご存知ではないかと思われます。

配偶者の方は1億6千万円までの相続財産を非課税で受け取れるいう特例ですが使い方によっては次の相続のときに不利に働いてしまうこともございます。

このページでは配偶者控除の特例の説明とどのような場合に特例が不利に働いてしまうのかシュミレーションを例に説明させていただきます。

目次

配偶者控除の特例とは?

配偶者控除の特例とはどのような特例ですか?

配偶者は、相続財産の1億6,000万円か法定相続分のどちらか多い金額までが非課税になるという制度になっています。

1億6,000万円の遺産までは非課税で受け取れるということはイメージしやすいと思いますが

法定相続分のどちらか多い金額までとはどのような意味なのでしょうか?

法定相続分のどちらか多い金額までとは?

まず、配偶者は1億6,000万円までは非課税で受け取ることができます。

つぎに、遺産2億円に対して法定相続分のどちらか多い金額までを考えていきます。

前提として、ご主人様がお亡くなりになり相続人が妻、長男、長女の3人と仮定します。

妻の法定相続分は1/2ですので、2億円に対しての妻の相続分は1億円になります。

つぎに1億6,000万円と法定相続分(1億円)のどちらか多い金額だと1億6,000万円のほうが多い金額になるのでそちらを採用することになります。

相続財産が多いほど配偶者の非課税枠は増えます

妻の法定相続分は遺産総額が増えればその分増えていきますので次は遺産が5億円あった場合を考えてみましょう。

妻の法定相続分は1/2ですので、5億円に対しての相続分は2億5,000万円になります。

1億6,000万円と法定相続分(2億5,000万円)のどちらか多い金額だと2億5,000万円のほうが多いのでこの場合は、2億5,000万円は非課税で相続財産が受け取れることになっています。

配偶者控除デメリット

結果的に多額の相続税を納めてしまうことも

このように相続財産が増えれば増えるだけ配偶者の非課税枠も増加し相続財産を受け取れる割合は増えてくるものではありますが、次の相続のことを考えた場合(二次相続)には妻の相続人は子供2人となり相続税の非課税枠が4,200万円と一次相続の時と比べて減少しますので配偶者控除の特例の利用の仕方次第では結果的に多額の税金を納めてしまうこともあります。

一次相続で配偶者控除の特例を利用した妻が亡くなり二次相続が発生した場合で、一次相続で取得した相続財産がそっくりそのまま残っている場合だと二次相続で相続税の負担はどの程度変わってくるものなのか法定相続分で相続した場合の相続税額と妻が一人で相続をし配偶者控除の特例を目一杯使った場合の相続税額をシュミレーションしてみたいと思います。

妻が法定相続分で相続をした場合(一次相続)

前提

4人家族

亡くなられた方 夫

相続人は妻、長男、長女 3人

相続財産 2億円

分割内容 法定相続分どおり

 

まず、非課税枠(基礎控除額)は3,000万円+600万円×相続人3名 = 4,800万円になります。

相続財産2億円 − 基礎控除額4,800万円 = 1億5,200万円に対して法定相続分で按分します。

 

妻の法定相続分    =1億5,200万円×1/2=7,600万円

長男の法定相続分=1億5,200万円×1/4=3,800万円

長女の法定相続分=1億5,200万円×1/4=3,800万円

法定相続分に相続税率を按分する

妻の相続分は7,600万円になりますので

相続税率は1億円以下の30%になり

そこから控除額の700万円を差し引きます。

 

妻 = 7,600万円(相続財産)×30%(相続税率)-700万円(控除額)=1,580万円(支払う相続税)

妻は配偶者控除の特例を使えますので妻に関して支払うべき相続税は0円になります。

 

妻     =0円

長男 =3,800万円×20%-200万円=560万円

長女 =3,800万円×20%-200万円=560万円

 

妻と長男、長女の支払う税額を

合計すると1,120万円になります。

 

よって、この場合の納める相続税は

長男560万円+長女の560万円=1,120万円

ということになります。

妻が一次相続を法定相続分で相続した場合(二次相続)

続いてこの妻が亡くなられてしまった場合(二次相続)を考えてみましょう。

前提

3人家族

亡くなられた方 妻

相続人 長男、長女の2人

相続財産 1億円

分割内容 法定相続分どおり

 

まず、非課税枠(基礎控除額)は3,000万円+600万円×相続人2名 = 4,200万円になります。

相続財産1億円 − 基礎控除額4,200万円 = 5,800万円に対して法定相続分で按分します。

 

長男の法定相続分=5,800万円×1/2=2,900万円

長女の法定相続分=5,800万円×1/2=2,900万円

法定相続分に相続税率を按分する

長男の相続分は2,900万円になりますので相続税率は3,000万円以下の15%になりそこから控除額の50万円を差し引きます。

長女の相続分に対しても同じ計算をします。

 

長男= 2,900万円(相続財産)×15%(相続税率)-50万円(控除額)=385万円(支払う相続税)

長女= 2,900万円(相続財産)×15%(相続税率)-50万円(控除額)=385万円(支払う相続税)

 

二次相続で長男、長女が支払う税額は合計すると770万円になりました。

 

一次相続で支払った相続税は1,120万円ですので

 

一次相続 1,120万円

二次相続    770万円

 

一次相続も二次相続も法定相続分で相続した場合の納めた相続税の合計は1,890万円となりました。

妻が配偶者控除の特例を目一杯使った場合(一次相続)

前提

4人家族

亡くなられた方 夫

相続人は妻、長男、長女 3人

相続財産 2億円

分割内容 妻が全ての財産を相続する

 

まず、非課税枠(基礎控除額)は3,000万円+600万円×相続人3名 = 4,800万円になります。

 

相続財産2億円 − 基礎控除額4,800万円 = 1億5,200万円に対して相続税が課せられますが、今回は妻が配偶者控除の特例を目一杯利用してする場合ですので細かいところは省略します。

 

2億円(相続財産)− 4,800万円(基礎控除額)=1億5,200万円

 

相続税の課税遺産総額は1億5,200万円になりますが配偶者控除の特例を利用しますので、配偶者控除の特例 1億6,000万円 − 1億5,200万円で課税遺産総額は0となり=納める相続税も0円になりました。

つづいてその後、妻が亡くなられた場合(二次相続)を見てみましょう。

妻が一人で相続し配偶者控除の特例を目一杯使った場合(二次相続)

前提

3人家族

亡くなられた方 妻

相続人 長男、長女の2人

相続財産 2億円

分割内容 法定相続分どおり

 

まず、非課税枠(基礎控除額)は3,000万円+600万円×相続人2名 = 4,200万円になります。

 

相続財産2億円 − 基礎控除額4,200万円 = 1億5,800万円に対して法定相続分で按分します。

 

長男の法定相続分=1億5,800万円×1/2=7,900万円

長女の法定相続分=1億5,800万円×1/2=7,900万円

法定相続分に相続税率を按分する

長男の相続分は7,900万円になりますので、相続税率は1億万円以下の30%になりそこから控除額の700万円を差し引きます。

長女の相続分に対しても同じ計算をします。

 

長男=7,900万円(相続財産)×30%(相続税率)-700万円(控除額)=1,670万円(支払う相続税)

長女=7,900万円(相続財産)×30%(相続税率)-700万円(控除額)=1,670万円(支払う相続税)

 

二次相続で長男、長女が支払う税額は合計すると3,340万円になりました。

 

一次相続で支払った相続税は0万円ですので

 

一次相続          0万円

二次相続   3,340万円

 

ちなみに一次相続を法定相続分で相続した場合

納めた相続税の合計は1,890万円でした。

妻が法定相続した場合と配偶者特例を目一杯使った場合の比較

特例の使い方しだいで1,450万円も差が
 

一次相続

相続税

二次相続

相続税

合計

一次相続を妻が

法定相続した場合

1,120万 770万 1,890万

妻が配偶者の特例を

目一杯使った場合

0円 3,340万 3,340万

これまで一次相続を妻が法定相続した場合配偶者特例を目一杯使った場合の相続税額の差を見てきました。

確認しますと、一次相続を妻が法定相続した場合では1,120万の相続税を納め、二次相続でも770万の相続税を納めております。

一次相続、二次相続の合計は1,890万円になりました。

配偶者特例を目一杯使った場合の一次相続では納める相続税は0円でしたが、二次相続の際には3,340万円の税金を納めることになっております。

まとめ

これまで一次相続で配偶者控除の特例の利用の仕方しだいで多額の税金を納めてしまう場合をシュミレーションしてきましたが、あくまでも使いようによってはこのような場合もあるということを覚えていただけましたら幸いです。

また、前提として妻が一次相続で取得した財産を全く使っていない形でシュミレーションしています。

もし、妻(配偶者)がお亡くなりになられた際に相続財産が基礎控除額(先程の例だと4,200万円)を超えていなければ相続税は掛かりませんので、節税対策がしっかりと出来ていれば、一次相続を必ず法定相続する必要もないという事も覚えておいていただけましたら幸いでございます。

スター相続相談所は相続税に特化した税理士と提携しております。

お悩みございましたらお気軽にご相談ください。

遺産相続・遺言書の作成のことなら
当事務所にご相談ください

 

遺産相続や遺言書の作成に関するお悩みを解決する当事務所は、

ご相談者様のお話をじっくりと聞かせていただき、状況に応じて提携している弁護士、司法書士、税理士、行政書士、社会保険労務士、土地家屋調査士、不動産業者など、相続や遺言の手続きに特化した専門家との連携により、お困りの相続手続を一元的にサポートさせていただきます。

365日無料で訪問相談させていただいております。

交通費や相談料はいただくことはございませんのでご安心ください。

無料相談のご予約やお問い合わせは下記の電話番号またはメールにてお願いいたします。

お電話でのお問合せはこちら(年中対応)

042-307-3807

友だち追加をクリックでLINEでもお問い合わせができます

友だち追加

受付時間: 9:00~19:00

定休日 : 土日祝日(事前予約があれば対応可)
多摩地域全域無料出張可能(多摩市・日野市・昭島市・八王子市等)

上記以外の地域の方も受け付けております。

・お問合せは365日受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。

お問合せ・無料相談

お気軽にお問合せください
(年中対応)

042-307-3807

相続のことならどんなことでも、お気軽にお問合せ・ご相談ください。

友だち追加をクリックでLINEでもお問い合わせができます

友だち追加

代表者プロフィール

星 雅彦
資格
  • 行政書士
  • 宅地建物取引士

お客さまに「頼んでよかった」「相談して安心した」と言っていただけるように誠心誠意サポートさせていただきます。
相続に関するご不明点ございましたらお気軽にご連絡ください。

ご連絡先はこちら

スター相続相談所の連絡先

スター相続相談所

お電話でのお問合せはこちら
(年中対応)

042-307-3807
042-633-4982

友だち追加をクリックでLINEでもお問い合わせができます

友だち追加
住所

〒206-0011
東京都多摩市関戸3-6-14-202

出張訪問可能地域

多摩全域(日野市・昭島市・八王子市等)