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遺品整理の手順と注意点:死亡後手続き 落ち着いたら
大切な方がお亡くなりになられた場合には、土地や建物などの不動産や預貯金に関しては相続人様が受け継ぐことになりますが、それ以外の故人の身の回りにあったも自宅にあるタンスやこまごまとした動産などは整理し場合によっては処分をしていくことになります。
しかし、なんでもかんでも処分をしてしまうと「処分行為」とみなされ相続放棄をできなくなる場合もありますので注意が必要です。
このページでは遺品整理の手順と注意点について説明しますのでご参照ください。
1 相続人全員で遺品整理をしたほうが良いです
まずは、相続人全員で日程(四十九日や百か日)を定めて相続人全員で故人の自宅の掃除や遺品整理を行いましょう。
なぜかというと、遺品の中には高額なもの(宝石など)もあり、一人で遺品整理をした場合には財産を隠したなどあらぬ疑いをかけられてしまう可能性があるためです。
この方法は、相続人全員が遠方に住んでいる場合にはあまり現実的ではありませんが、後々のトラブルを避けるためにもこの方法をとった方が最善だと思われます。
1-1 遺品整理で探すもの(財産的価値のあるもの)
遺品整理の際に、はじめに探すものとしては遺言書の有無を確認することが大切です。
なぜなら、遺産分割協議のあとに遺言書が発見された場合には、原則として遺言書の内容が優先されるため、再度、遺言の内容に則り遺産の分配をしなければならなくなるからです。
相続人全員の合意があれば、遺産分割協議の内容が優先されますが、トラブルが起きる可能性もありますので、遺品整理の際には必ず「遺言書」の捜索を一番に始めましょう。
次に探すものとしては、土地や建物などの権利証や預貯金など通帳、投資などをされている可能性もありますので故人宛に届いている証券会社からの郵送物などです。
これらの資料は、相続財産の調査の手がかりになる大事な資料です。
今後の遺産分割協議の際の資料にも使いますので捨ててしまうことはないと思われますが捨てないように注意しましょう。
また、故人がコレクションなどで所有していた骨董品や宝石、高価な腕時計なども相続財産に含まれますので勝手に処分をすることなどは避けましょう。
最後に故人宛に届いていた郵送物は捨てたりせずに、まとめて保管しておきましょう。
1-2 財産的価値のないもの
上記で説明した財産的価値のあるものは、相続財産として計上する必要があるため相続人が独断で処分をすることは禁物です。
それら以外のもの、タンスや家電など不用品となるものなどはリサイクルショップなどに引き取ってもらったり、思い出のたくさん詰まっているアルバムや写真などは形見分けとして相続人が引き取っていくことになります。
上記の財産的価値のない遺品は、相続人内で引き取る人を決め形見分けをしましょう。
故人との大切な思い出となりますのでじっくりと行うことが大切です。
一つ注意点として、相続放棄を検討している方が、形見分けとして高価な腕時計などを受け取った場合には「単純承認」とみなされ相続放棄をすることができなくなりますの注意しましょう。
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